2016年3月吉日

 

林原自然科学博物館
館長 石垣 忍  

 

林原自然科学博物館の組織解散のお知らせ

 

 林原自然科学博物館は、林原グループのメセナ事業として活動していましたが、2014年7月に活動を終了し、その後標本の研究教育・展示機関への移管作業を進めておりました。おかげさまで2015年12月をもってこれらの作業をすべて終了し、組織を解散いたしました。

 

 研究事業は地元の研究教育機関である岡山理科大学に移管されました。化石標本類については、モンゴル調査で採集し研究していた化石標本はモンゴルへの完全返却を完了し、その他の標本は倉敷市立自然史博物館、岡山理科大学、高梁市成羽美術館の地元三機関と、福井県立恐竜博物館、神奈川県立生命の星地球博物館、兵庫県立人と自然の博物館、フォッサマグナミュージアム(新潟県糸魚川市)の四機関に移管が終了しました。現在、それぞれの場で研究と教育・展示に活用されています。

 

 また、モンゴルとの約20年にわたる古生物学の共同調査や、展示教育活動、化石関連の技術開発が評価され、2014年6月に日本古生物学会より「2013年度日本古生物 学会貢献賞」を授与されました。

 

 これまでに賜りました各方面の多くの方々のご芳情に、心より厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。どうか、今後も引き続き、元館員たちの新たな場での活動に皆様のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

 末筆になりましたが、皆様方のご健勝と愈々のご発展を祈念し、組織解散のご挨拶とさせていただきます。

 

【移管先について】
■教育・展示用標本移管先:
神奈川県立生命の星・地球博物館  http://nh.kanagawa-museum.jp/
※2014年度企画展「恐竜の玉手箱」(2014年12月13日~2015年3月1日)にて林原移管標本を展示
http://nh.kanagawa-museum.jp/sp/2014planning/info.html

 

■教育・研究用標本移管先:
岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科 恐竜・古生物学コース
http://biogeo.sakura.ne.jp/course/dinosaur_paleontology.html
※移管された標本は講義や実習で活用されているほか、博物館等の特別展示にも供されています。

 

■展示標本類の移管先
倉敷市立自然史博物館  http://www2.city.kurashiki.okayama.jp/musnat/
※2015年度企画展「生命 過去から未来へ~恐竜が倉敷へやってきた!~林原コレクションより」(2015年7月18日~同年8月30日)にて林原移管標本を展示。
http://www2.city.kurashiki.okayama.jp/musnat/exhibition/2015seimei.html

 

■展示用標本の移管先
高梁市成羽美術館   http://www.kibi.ne.jp/~n-museum/
※成羽地域で産出した約2億3千万年前の植物化石を常設展示しており、林原移管標本は化石展示室でご覧いただけます。

 

■展示用・研究用大型標本類移管先:
福井県立恐竜博物館 http://www.dinosaur.pref.fukui.jp/
※2015年度企画展「New Comer Collections~はじめまして!ぼくたち新参者です!~」(2015年11月14日~2016年5月8日)にて林原移管標本を展示
http://www.dinosaur.pref.fukui.jp/special/newcomer2015/
なお、福井県では、3年計画で、平成30年迄に実物標本を含めた標本類の順次組上げ・展示を予定しています。

 

■研究用標本移管先
兵庫県立 人と自然の博物館  http://www.hitohaku.jp/

 

■研究用標本移管先
フォッサマグナミュージアム(新潟県糸魚川市) 
http://www.city.itoigawa.lg.jp/dd.aspx?menuid=4586